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「これからのための気持ちの整理。 」

これからのことを考えています。本当に、本当にめんどうくさい、めんどくさい人間です。これからのために、気持ちの整理をします。

英語の技能的側面~出川イングリッシュを見て~

英語の技能側面~出川イングリッシュを見て~

英語って・・・本当はバスケみたいなものでしょ・・・、間違えって何???

 

 

まず現在グローバル社会で求められる英語教育の目標はアウトプットです。

国際社会における現在の日本の状況を考えるとき、英語(あるいは外国語)の学習者に、海外に向けて発信する能力、つまりアウトプットの能力をいかにつけさせるかはまさに急務である。(門田2009「英語教育2月号」)

 

 

これは2009年の雑誌の抜粋ですが、2015年現在でも英語教育で求められているものは、変わっておらず、むしろ現場では「そうなんだけど・・・どうすればいいの・・・」と、その方法を模索している最中のように感じます。

 

 ただそれは生徒には難しいと思われています(し、私もそう思ういます)。

 生徒は「みんなの前で失敗したくない」とか「合っているか自分でもわからないのに、自身を持てなんて無理じゃん」とか、「クラスで、英語を使って失敗でもしたらどうするの???」となり、ただでさえ日本語で自分の考えを(いじめ、はぶきから身を守るため)言わない子達が、自ら英語を失敗して話すなんてことあり得ない・・・んではないかと思っています。

 

英語の知識的側面と技能的側面

タレントの中尾彬はテレビ番組「テレビシャカイ実験!あすなろラボ」(2013年6月)にて次のように発言しています。

 日本の公教育でいけないのは、美術と英語。美術は「絵が似てない」、と言われる。英語では「文法が間違っている」と教えられる。それではね、英語嫌いが出てきますよ。

 確かに、私の学校の表現問題は、文法が間違っていると配点の50パーセントしか点数があげられないどころか、0点になる場合もあります。

 ですが「間違っているものを正して何が悪いんだ」と言う議論もあると思います。

 

まず知識としての英語

さて問題です。

These dogs ( be ) cute.

上の( )内を正しい形に直しなさい。                  

 

主語のThese dogs は複数形なので、答えは(be→are / were)となります。

テストでは配点は2点、答えがis だったら得点は0点でしょう・・・

 

そして技能としての英語

 

 出川イングリッシュというのがあります。

 これは「世界の果てまで行ってQ」(2015年2月)にて、英語が喋れないにも関わらず自信満々に適当に英語を話すタレント出川哲朗がニューヨークの観光地を自力で廻るという時に、使われた英語です。

(公園で吠えてくるイヌに)「Hey hey hey, No ワン、 No ワン!」

・・・ワンは英語では無いし・・・と言ったものや

(ホテルで部屋を取るのに)「え、えー、One room key, common!」

・・・と、言ったりだとか、さらに

自由の女神ってなんだろ・・・あ,あ,Excuse me? Do you know “Free Woman”?

 

 

 と思ったことを自由に言う出川さん・・・(すごい)。知識の面では、ほぼ間違っている(テストでは点は上げられないんじゃ無いかと思います・・・・)英語でした。 しかし出川さんはニューヨーカーとの会話の中で、なんとか自由の女神への行き方を聞き出して無事到着しました。

 

では先ほどの問題に戻ります

These dogs ( be ) cute.

上の( )内を正しい形に直しなさい。                  

 

 

 仮に生徒が

 These dogs is cute. 

 としたところで、出川イングリッシュを前に出されたら・・・isでもほとんど通じるな・・と思ってしまいます。出川さんには文法的に間違っている・・・って関係あるの???と思わされます。

 

 英語で本当に大事なものってなんなのか・・・

 

 昨日、先輩の先生(イギリスに1年留学した)もaccuracyってそんなに大切なのって、ずっと言っていました・・・

 

 

 

思ったことの結論:英語は体得するものでは・・・

 どれが正しいと言うことは無いと思います。

 どんな考え方を選んで、どんな授業をしていくかだと思います。

 

 思い出したのは、バスケットボールしていたころ、毎日100本のシュートを、止めどなく打つってことをしていたことです。全くシュートは苦手だったのですが、ちょっとずつですが、失敗しても続けて、少しうまくなって最後には試合に出してもらえました。(何もしなければ絶対に試合になど出してもらえなかったでしょう・・・)

で、こんなのを考えました

 バスケ

英語

知識としてのバスケ

知識としての英語

 ・肘の角度、シュートの打ち方

・文法、単語

技能としてのバスケ

技能としての英語

 ・どれだけ正しい形で打てているか。

 ・実際に何本連続で決められるか。

 ・試合でどれだけ決められるか。

 

・どれだけ正しい英語が使えているか。

・テストの問題でどれだけ点数が取れるか。

・実際に流暢に話すことができるか。

 

英語はバスケットボールとはちがって覚えることかなり多いですが、特に実際に流暢に話すためには、試合で活躍するためにというのと同じように「失敗して体得しなければならない部分」があるんじゃないか、と思います。

 出川さんの英語学習到達度でも、失敗しながら英語を使っていく中で、「自由の女神」がstatue of Libertyだと自然にわかるようになる、のと同じように、生徒も、失敗しながらis よりもare の方がいいな、と自分の体感として使い方を覚える教育こそ必要では無いかと思います。

 

 

と、そんな感じで思ったことを書きました。