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「これからのための気持ちの整理。 」

これからのことを考えています。本当に、本当にめんどうくさい、めんどくさい人間です。これからのために、気持ちの整理をします。

沈黙期(silent period)から見る今必要な評価のあり方

英語教育 セレンディピティ

沈黙期(silent period)から見た今必要な評価のあり方

パフォーマンス・テストは・・・どうでしょうか・・・先生方・・・

 

まず 

現在グローバル社会で求められる英語教育の目標はアウトプットです。

国際社会における現在の日本の状況を考えるとき、英語(あるいは外国語)の学習者に、海外に向けて発信する能力、つまりアウトプットの能力をいかにつけさせるかはまさに急務である。(門田2009「英語教育2月号」)

 

 ただ、以前の記事にも書いたように、(英語の技能的側面~出川イングリッシュを見て~ 

 

 

 それは生徒には難しいと思われています(し、私もそう思ういます)。

 生徒は

「みんなの前で失敗したくない」

「合っているか自分でもわからないのに、自信を持てなんて無理じゃん」

「クラスで、英語を使って失敗でもしたらどうするの???」

 

 

となり、ただでさえ日本語で自分の考えを(いじめ、はぶきから身を守るため)言わない子達が、自ら英語を失敗して話すなんてことあり得ない・・・んではないかと思っています。

 

帰国子女にも話せない期間はある

 ただ、比較的アウトプットができる帰国子女も、沈黙期(silent period)を経ているそうです。

親の転勤などで英語圏に連れて行かれた子どもが、一定の沈黙期(silent period)のあと、周囲の驚きをよそに、流暢な英語で話し始める傾向があることを指摘している。この沈黙期には周りの発話の理解に終始するのではなく、実は聴取した入力音声を心の中で繰り返すという復唱が重要な意味を持っているのではないかと考察している。(門田2009「英語教育2月号」)

 

 

 

 言葉がつまってしまい英語を全く喋れなかった人が、ある期間を経ると、ペラペラと英語を喋れるようになる(なんだか日本語でも同じようなことがあるのでは?と感じますが・・・)そうです。

 自分のことをすらすらと英語で話すには、単語で伝えたり、統語的には間違った方法で伝えたり、という場面があると考えられます。

 

つまり・・・失敗しないと意味が無い

 クラスにはこんなことを言っておくのはどうかと思います。

 ・失敗を1000回する。失敗した者勝ち。

 (今年度全く出来なかった戒めとして、来年は声がけしたいと思いますが・・・)

 

 

しかし、

 

英語教育では失敗は許容されません。。。。(前の記事で書いたとおり 英語の技能的側面~出川イングリッシュを見て~ 

 

学校の表現問題は、文法が間違っていると配点の50パーセントしか点数があげられないどころか、0点になる場合もあります

 

 

失敗を全く許容できないテスト方法って、本当に生徒の英語の定着を目指しているのでしょうか・・・疑問です。

 

そこで、パフォーマンステスト(Peformance-based assesment)

 

ここで、2008年の論文でこのような指摘があります。

中学生であれば、正確さよりも、流暢さ(例えば、2分間沈黙無しにペアで会話を続けることが出来る、等)の配点を多くすれば、モチベーションが上がる。会話を継続することにだんだん慣れてきたら正確さの配点をあげれば良い。[Sato & Takahashi(2008)]

 

 正確さを測るだけではなく、どのように英語を使ったか、を評価出来れば良いのでは無いかという指摘です。

 

 佐藤、高橋はそこでパフォーマンステストを提唱しています。

パフォーマンス・テスト(Performance-based assesment)

 与えられた面接、エッセー、スピーチ等の課題で、スピーキング・ライティングの能力を測る評価。

 例 

「好きな映画を紹介しよう My Best Movie     」

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ペアになり好きな映画について2分間会話をする。

(JET・ALTの前で→採点)

評価規準

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(1)流暢さ

(例 ・2分間スムーズに英語で会話を続けることが出来た。→7点

        ・途切れながらも2分間英語で回を続けることが出来た→5点

        ・会話を2分間続けることが出来なかった。→3点

        ・会話を2分間続けることが出来なかった。途中日本語を使った→1点

 

(2)正確さ

(例 ・文法項目を正しく使うことが出来た。→3点

        ・文法に誤りがあったが、意味を通じさせることが出来た。→2点

        ・文法がほとんど正しく使えていなかった。→1点

 

(3)声の大きさ、アイコンタクト、あいづち

(例 ・相手や試験管に聞こえる声で大きくはっきりとした声で話せた。アイコンタクトを積極的に取った。あいづちを打ったり関心を表したりすることが出来た。→5点)

   ・声の大きさやアイコンタクトのどちらかは良かったが、どちらかが不十分だった。あいづちを打ったり、関心を少しだけ表したりすることが出来た。→3点)

 

 

 

 

 

 今のテストはaccuracy(正確さ)偏重で採点されます。

それも、文の正しさを守るタメに必要ですが、

そのためには、正しさを測るテストではなく

どれだけ使えるかの、運用能力を測る従来の記述テストとは違った形のテストが必要だと考えます。

パフォーマンス・テストが効果的だと考えます。

 

参考文献

門田修平「インプットとアウトプットをいかにつなぐか」2009年1月31日『英語教育6月号』

佐藤一嘉「ワーク&評価表ですぐ使える!英語授業を変えるパフォーマンステスト中学2年」(2014)

 

 

 

 

 またセレンディピティを書いていきます・・・