「これからのための気持ちの整理。 」

これからのことを考えています。本当に、本当にめんどうくさい、めんどくさい人間です。これからのために、気持ちの整理をします。

〜今のキャリア教育の現状とこれから〜言われたから、、でなく考えて決める教育

最近買った本で、、、



ちきりんさん「マーケット感覚を身につけよう」(2015)ダイアモンド社

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を読んでいて、

市場性が極めて低い学校 市場性が極めて低い場所のひとつが、学校です。

とあって、

要するに、学校に居れば、社会(市場)の中で荒波に揉まれなくとも生きられてしまうのであって、さっさと社会に出て市場で勝てる力を身につけたほうが良い、と言っている一節でした。

学校って何につけても平等だし、守られてるし、確かに市場性を身につける場じゃないかもな、、と思ったんですね。

今の学校のキャリア教育

だけどそんな学校にも、生きる力を育む場所として、市場性を高めるための教育があります。


それがキャリア教育です。 

学校のキャリア教育よくあるのは職場体験学習。

これが一般的です。

しかし多くの教員の方々は

「掃除、給食、係活動。1人1人学校全員が責任を果たす。つまり学校生活をおくること自体がキャリア教育だ。」

とおっしゃいます。

これに関しては同感している部分があって

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確かに街が綺麗に保たれて、犯罪率が少なく、安心に暮らすことができる日本を作っているのはこの義務教育のおかげなのだな、と教師になってからよく感じるのです。



言われたから、考えない

そんな日常のキャリア教育にも私なりにですが、課題を感じています。




先日こういう生徒がいたんです。

各部活動を大会に送り出す会(壮行会)のリハーサルの時

体育館の入場の仕方を、後ろからがいいか、横からがいいか部長たちを集めて話あっていた時、
先生は最初、「横から入場してくれ」って言ったじゃないですか。去年は後ろの大きいドアからだったけど、先生が言ったんだからそれでいいじゃんか。

ハアと思いました、


この生徒は

「先生が言ったんだ。責任は無いしどこから入るかなんて考える必要無くない?」

といった態度でした。



完全に思考停止ですよね。

やらされてるんだから、早く終わらせよう。

とも言っているようでした。




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この生徒のように多くの生徒は


学校でのことを(家庭でのことも)ほとんど言われてやらされています。


言われたから、掃除をする。

言われたから、係を任される。

言われたから、塾に行く。

言われたから、バスケ部に入る。

言われたから、○○高校に入る。



「言われたから、自分に責任はない。
言われたことをただやればいいんだ。」



と自分に言い聞かせて先生達が与えた仕事を親が与えた課題をこなしているのです。




言われたから係も給食も塾もやればいいんだ。






で、
そういう教育をしている人に限って
「私のクラスでは掃除を全員が隅から隅まで出来る社会に役立つ生徒が育っている」
「うちの子は、毎晩塾に通って将来のことを考えてる」

とか言うけど

自分で考えることを止めている時点で

本当に社会に役立つ心とか、新たな知識を学ぼうとする意欲とかが育っているのかは別問題だと思うんですね。



(名古屋大の女子学生の事件もだけど、うちの子はこんなに将来のために教育をして名古屋大にまで入れたのになんでこうなってしまうんだろうってなるんじゃないかなっって思うんですよね)


キャリア教育は競争の中にある

原因は学校教育が平等であること。

全員を能力をあげようと思って、

「全員が1人1人しっかりやらなきゃダメだよ。」

「これはやらなきゃダメだよ。」

と言ってしまうことが原因です。

だから考えずに言われたことだけやる。



全員一律の指導で市場性を高めるキャリア教育は出来ないんです。

市場性を高めるキャリア教育は分担ではなく、競争だから。


自分で考え決断することだから。

自分が全て自分で責任を取ることだから。

勝ち取り、生き残ることだから。



誰も助けてくれない場所でもがき、あがくことが、ちきりんさんの言う市場性のある場なのであるなら、



学校のキャリア教育も(市場性低い中でも)できることはもっとあると思うんですね。   


今の現状で市場性の高い教育は


部活でスタメンを取る。


委員長になる。


高校入試


ぐらいでしょう。


加えるなら

有志の英会話の授業

有志のボランティア活動

フリーマーケットへの出店(希望者で)


やらされるキャリア教育ほど生徒も嫌がるんです。

なら

やりたい人だけ市場性を高めれば良いんじゃないかと思うんですね。


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ただでさえ市場性の低い学校で

市場性を高めるキャリア教育が

自分で考えて決断できるものにしていけたら




というセレンディピティーでした。